2020-03-06 第201回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
日本の経済成長を実現していくためには、大学の有する基礎研究の成果を活用した産学連携の推進とか、あるいは大学発ベンチャーの育成とかが重要だろうと思いますけれども、研究開発によるイノベーションと投資の拡大循環という、いわゆるイノベーションのエコシステムを構築するために今後いかなる政策を展開していくべきか、お尋ねをいたします。
日本の経済成長を実現していくためには、大学の有する基礎研究の成果を活用した産学連携の推進とか、あるいは大学発ベンチャーの育成とかが重要だろうと思いますけれども、研究開発によるイノベーションと投資の拡大循環という、いわゆるイノベーションのエコシステムを構築するために今後いかなる政策を展開していくべきか、お尋ねをいたします。
申し上げるまでもなく、景気の拡大循環をつくる上で非常に重要なんですけれども、加えまして、日本の場合、設備投資の発注をかけますと、ほとんど日本の国内生産者に注文を出しておりますので、中小企業に対する受注効果が非常に大きいという意味で、さらなる乗数効果を生んでいます。
ちょうど経済企画庁からもGNP関係の統計が発表されましたが、過去最高のイザナギ景気が五十七カ月、それに迫ろうという景気拡大循環をしているわけであります。景気拡大中という解釈をいたしております。これは内需拡大の日本経済を進める上で非常に大事なことだと思っております。
今や、投資して生産すれば販路が確保されているといった復興期はすでに過ぎ去ったのでありまして、投資が投資を呼ぶ拡大循環の高度成長は期待し得ないのであります。過剰生産による産業活動の停滞は、以前から構造的危機に見舞われていた諸産業ばかりでなく、いわゆる成長産業と呼ばれる部門をも巻き込みまして、これらの各産業部町では、合理化、首切りによる労働者の大量失業が続出しているのであります。